報告は重要
社会人となって、仕事を行うようになってきたら、ビジネスマナーはより専門的になっていきます。
社会人としてのマナーというよりは、ビジネスの世界におけるマナーに特化していく形です。
そんなビジネスマナーの基本は何かというと、いわゆる「ホウレンソウ」です。
「ホウレンソウ」というのは、もちろん野菜のほうれん草ではありません。
「報告」「連絡」「相談」の頭文字です。
この三つがビジネスマナーの土台となります。
その中でも特に重要なのが、報告です。
何かしらの仕事を任された場合、上司からその内容を命令されます。
そうしたら当然仕事に打ち込むわけですが、その仕事というのは、あくまでも会社の仕事であって、自分個人だけの問題ではありません。
会社の仕事を自分が受け持つという事になります。
ということは当然、会社側がその仕事に関する進行状況であったり、相手方の対応であったり、トラブルなどであったりを把握していかなくてはなりません。
仕事というのはそれだけが独立しているという事はなく、ひとつの仕事の滞りが他の仕事に影響を与えるというのが一般的です。
そのため、もしひとつの仕事が会社の範疇外の事態となれば、様々な所に影響が出てきます。
よって、仕事を受け持ったら、その仕事の状況が会社にわかりやすい環境を作る事が必要です。
それはつまり、マメな報告です。報告相手は直属の上司という事になります。仕事に関しての報告は、しつこいくらいで丁度いいのです。少し極端だと思っても、細やかに、そしてマメに報告しましょう。それによって、いい加減な仕事をしていなければ、信頼も上がっていきます。