面談、商談のマナー
無事アポイントを取って、いざ訪問という場合、当然ですが訪問時にもビジネスマナーが多数存在しています。
まず、身だしなみに問題がないかをしっかりチェックし、乱れがないかを確認しましょう。そして、約束の大体10分前くらいに該当場所を訪れます。この時間は結構大事で、遅れるのは当然問題外ですが、早すぎてもダメです。相手にもスケジュールがあるのですから、あまり早いと焦らせてしまう事に繋がります。10分前なら、失礼には当たらない範囲です。
ある程度の規模の会社の場合は受付があるので、そこにまず足を運び、取り次ぐ相手の名前を言って取り次いでもらいましょう。
受付の方に対しても、礼儀正しく接するのがビジネスマナーです。
部屋に通されたら、室内に入る前にコート類は脱いでおきましょう。会社に入る前に脱いでも構いません。
面談、商談に関わらず、応接室に通された場合は、カバンはテーブルに置かないようにしましょう。必ず床か膝の上です。これも重要なビジネスマナーですね。
そして、最も重要なのは相手方とのお話です。初めて会う場合は名刺交換から入り、お互いの事に関して雑談混じりに聞いていく感じになります。
本題に入るのはそれからですね。顔見知りの場合は、それぞれの趣味など、少し雑談してから商談に入る、といった形になるでしょう。いずれにしても、いきなり本題という事はあまりありません。
ただし、相手に時間的な余裕がない場合は、本題から入る方が良いでしょう。これは、事前のアポイントの時点で大体わかるので、決めておきましょう。
重要なのは、相手の話に対して真摯に耳を傾けているというアピールです。時に質問し、時に相槌を打ち、時に共感し、時に復唱する。こういった行為を絶え間なく行う事で、会話は潤滑に進んでいくでしょう。