携帯電話の扱いに注意
近年のビジネス界において、最もビジネスマナーに悪影響を及ぼしているのが、携帯電話であることは間違いないでしょう。
携帯電話は、ビジネス業界に大きな恩恵をもたらしました。情報化社会、情報高速化の時代において、携帯電話ほど重宝されるものはありません。これによって、営業をはじめ、様々な仕事は効率をアップさせる事に成功しました。
しかし同時に、携帯電話の普及以降、あらゆる面で日本人はマナーというものを軽視するようになったのも事実です。携帯電話をいつどこででもいじる人が増え、結果的には若者だけでなく年配者まで時間を忘れて携帯を眺めるというような光景が目にされるようになりました。携帯電話は、マナーを著しく低下させる道具という面も持っています。
そんな携帯電話ですが、特にマナー違反が著しいのは、会議中の呼び出し音です。このパターンは一番多いミスです。マナーモードでも、バイブ音でその場が一瞬止まります。必ず会議中、打ち合わせ中は電源を切っておく事が必要です。当然これは、他の会社の訪問時や電車内でも同じことが言えます。
ですが、電車に関しては、守らない人がほとんどです。電車の中では携帯電話の音、電話に出て話す人の声が常にしているというくらいです。これはビジネスマナーじゃなくて日常のマナーとも言えますが、携帯電話の扱いに関してはもう少し国をあげて指導すべきかもしれません。それこそ学校で時間をとり、道徳教育の一環として教えていけば、改善されていくのではないかと思います。
ビジネスマナーは日常のマナーが土台にあって成り立っていますから、必ずビジネスマナーにもいい影響を与えるはずです。