電話応対は会社の顔
会社の顔といえば、どういった存在を連想するでしょうか。やはり、社長や会長といった最高の権力を有している立場の者、というのが一番多い回答かと思います。
象徴的な意味としてはこれで正しいといえるでしょう。では、それ以外の意味だと、どういった答えが多いでしょうか。
やはり、会社に入って一番最初に対応する事になる受付、という答えが多いでしょう。実際、受付嬢というのはひとつの花形ともいえるお仕事です。その印象自体で会社の印象も代わるとすら言われています。
ですが、その受付よりもさらに顔としての役割が大きい役どころがあります。それは、電話対応です。会社に訪問する場合、まず電話をしますね。その場合は受付がまず電話を取り、その後に各部署や重役の方などに取り次ぐのが一般的ですが、直接部署の電話にかかる事もあります。
携帯電話にかかる事もあるでしょう。いずれにしても、電話対応というものが、会社に用のある人にとって最初に接する機会であることは間違いありません。つまり、電話対応は会社の顔なのです。よって、ビジネスマナーの観点からも、電話対応というのは非常に重要となります。
ここで言葉遣いがおかしかったり、無礼な対応をしたりする場合、その会社はビジネスマナーがなっていない、あるいはビジネスマナーの教育ができていないとみなされるでしょう。そうなれば、会社の評判が落ちることがいうまでもありません。
しかし、中小企業ほど、そういったところを徹底できていないのが現状です。格差が開くのは、こういったところにも原因があるのかもしれませんね。
まずは電話対応からしっかりと学びましょう。