すぐに役立つビジネスマナー

席次とは?

 

 

ビジネスマナーに関しては、近年よくテレビ番組で問題として出されたりしています。問題になるくらい、あまり知られていないという事もいえます。それくらい、近年はビジネスマナーというものに対してあまり知識がない人が多いともいえますし、テレビの視聴に耐え得るくらい関心度が高いともいえます。いずれにしても、ビジネスマナーというものをしっかりと身につける事はとても重要です。

 

そんな中、特にテレビのクイズなどで問題となるのが、席次についてです。席次とは、簡単に言えば席順です。もちろん、それは地位や身分によって決まります。また、お客様に対してのおもてなしという意味でも、非常に重要です。様々な状況下でこの席次というのは必要となってくるので、最低限「応接室」「応接スペース」「会議室」「タクシー」「電車」「エレベーター」くらいは覚えておいた方が良いでしょう。

 

まず応接室ですが、背もたれと肘かけがある長い椅子が上座で、次に背もたれのある椅子、ない椅子という順になります。席次としては、出入り口に遠い方から上座となります。応接スペースの場合は、デスクから遠い方の席、そして出入口から遠い方の位置を上座とします。

 

会議室の場合も、出入り口から遠い方が上座です。ただ、応接室とは違い、ひとつの椅長椅子に座るというわけではないので、出入り口から遠い順に上座が並ぶのが原則ですね。つまり、一番偉い人は一番遠い席、次に偉い人はその隣ではなく対面という事になります。